インテル通信 アドリアーノ「レアル・マドリーは・・・」

だから、ペレス（レアル・マドリー会長）は、アドリアーノまで獲ってどうしようっていうんだよ！ロベカルがスペイン国籍になったら狙うのってアドリアーノだったのか？！それなら、11人全員ストライカーを集めたらどうなんだ？アドリアーノも、

ペレス会長とはいろいろ話しましたが、彼の夢には僕も共感できます。

とか言ってる場合じゃない。ペレスは、サッカーをダメにしているのだよ。ペレスが会長になって、バルセロナからフィーゴを強奪したとき、それは戦術としてあると思った。ざまあみろ、バルサ！って確かに思った。でも、それはレアルとバルサの特殊な関係においてのみ成立することだった。ジダンを獲得したとき、うれしさ半分、やな感じ半分だった。だって、金にもの言わせてっていうのが明らかだし、何かサッカー界のバランスが崩れるような気がしたのだ。でも、実際にジダンが加入して、信じられないような華麗なサッカーを見たとき、何かサッカーの一つの完成形を見る思いがして、素晴らしいと思った。あのチームは、攻守にバランスが取れていて、本当にサッカーというスポーツのすべてがあった。問題は、そのあとだ。ロナウド、ベッカム、オーウェンと毎年補強を続け、チームのバランスは崩すは、試合に出られない選手は続出するは、ラウルはサポート専門になって得点数激減するは……マドリッドのみなさん、止めてください！会長選挙でペレスを落選させる以外、この傾向は変わらないのだよ！

マドリーのテクニカル・ディレクターであるアリゴ・サッキさんには、パルマで多くのことを教えていただきました。僕にとっては2番目の父親も同然ですよ。

目を覚ませ、アド！