SERIE A:インテル vs フィオレンティーナ

suzukatz2005-09-26

1-0[1-0,0-0]マルティンス
立ち上がりのインテル猛攻は本当にすさまじかった。そして、そこで先制点を奪えたのがこの試合を決めることになった。アドリアーノからのパスを受けたフィーゴは、ダイレクトでグラウンダーのクロス。絶妙のタイミングで走り込んだオバは、左足に当てるだけでよかった。その後もインテルは攻め続けるのだが、フィオGK・フレイ(フランス代表)が神懸かりのセーブを連発。絶好調のスタンコが何度もシュートを放ったが、全部止められた。それも体に当たったとかいうのではなく、きちんと反応してのセーブだから、見応えがあった。だが、ジュリオ・セーザルも負けていない。トルドからポジションを奪っただけはある。非常に安定したゴールキーピングを見せる。ジーダといい、いつからブラジルのGKは優秀になったんだろう。以前は、ブラジル代表の穴は必ずGKだったんだがなあ。現在5得点で得点王のトニも、アズーリに選出されるだけの実力は発揮した。マテとのマッチアップは、かなり面白かった。デカイだけじゃなく、足元も強いしうまい。ジラルディーノと組むのか、イアクィンタと組むのかわからないが(三人のローテーションかな)、アズーリの攻撃陣も楽しみになってきた。中盤は、インテルが圧倒していた。カンビアッソ(触覚)が入ると、攻守共にワンランク・アップする。目指せレドンド!今日はバランスがとてもよく、最後までヴェロン、フィーゴを使ったが(前節中盤の選手交代でバランスが崩れた)、終盤二人は明らかに失速していたように思う。そこの交代が難しいなあ。もう1点取れていたら、間違いなくピサロかザネが投入されていたんだろうけど。となると、やはり追加点を阻み続けたフレイがよくやったってことになるだろうな。次はチャンピオンズ・リーグをはさんで、イタリア・ダービー。本格的にサッカー・シーズン到来だ!