国際親善マッチ:ウクライナ vs 日本

1-0[0-0,1-0]フシン(PK)
日本もレギュラーを何人か欠いてはいたかもしれないが、ウクライナは完全にテストマッチ仕様のメンバー構成。シェフチェンコもボロニンもいない。若手にチャンスを与え、サイドから崩す戦術をくり返した。それに比べてジーコ・ジャパンは、相変わらず個人頼みの緩いサッカー。個人頼みなのに、シュートチャンスに横パス。ヒデがいろいろ指示を出すが、そんなことで修正などできない。メンタリティも違えば、理解度も違うのだ。それでも中田コの退場で10人になってからは、よく粘ったと思う。最後のPKはホームチームへのプレゼントなのは明らかだ。試合中に、ヒデとサントスが揉めているシーンがあったが、あんな状態でコミュニケーションは取れるのだろうか?ワールドカップ本大会出場は決めたのだから、とりあえず2006年まではこういう試合を見させられ続けるんだろうな。代表の試合に面白さは求めてはいない。まず勝利。いや、まず応援したいチームになってほしい。応援できるチームであればいいのだ。では、応援できるチームって?走ること、闘争心のあること、勝利に向かって一丸となっていること……限界を超えようとする姿があること。