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往路の出来事。お昼過ぎ、三宿から池尻大橋へ向けて、バス優先道路を自転車で走っていた。すると、背後からクラクション。自転車を路肩に寄せて道を譲ったにもかかわらず、再度クラクション。ヤバイ人に嫌がらせされているのかと、ドキドキしながら振り返ると、そこには50過ぎの男の運転する白っぽい乗用車。ただの文句いいジジイか?よっしゃ、ここはひとつ、避けられない危険でもないのに、「プ〜プ〜」クラクションを鳴らしちゃいかんことを教えてやろうか、と親切な気持ちになって、きっちりジジイの顔を見ながら合図を送って停車させる。助手席の窓を開けさせ、「何?」と訊いたところ、驚くべき答えが返ってきた。「○○(声が小さくて聞こえない)じゃない……、すみません、息子と間違えました……」う〜ん、高校生の頃、「友だちかと思って……」という言い訳はあったけどなあ。息子って……