プレミア:エバートン vs チェルシー

2-3[1-0,1-3]アルテタ(PK)、ヨボ/バラック(FK)、ランパードドログバ
う〜ん、なんと言いますか、とにかく強い。この試合を勝ってしまうなんて……すさまじく強い。結果的には、3点とも個人技で取った得点なのだが、チェルシーのすごいところはそれをチームで挙げた得点のように思えてしまうところだ。いっときのインテルのように、個人で局面の打開をしているのではないのだ。モウリーニョのチーム作りが、いかに成功しているかを感じる。特に、バラック(ドイツ熊)がランパード(凄玉)に司令塔のポジションを完全に渡し、自分はバランサーとしてプレーしていることにそれが現れている。しかも、それをバラックは不満に感じていないし、チームもそんなバラックのあり方を認めている。だからこそ、あのFKをランパードバラックに譲ったのだし、ドログバ(後頭部危うし)の決勝点にバラック(ドイツ熊)も喜びを爆発させていたのだ。とても大人なチームになっている。