SERIE A：インテル vs フィオレンティーナ

3-1［2-1，1-0］スタンコビッチ、アドリアーノ（FK）、イブラヒモビッチ／トニ
13連勝！今シーズンのこの連勝記録は、ユーヴェがＢに落ち、ミランがマイナスポイントを食らっていたという事実によって、ちょっとインチキなセリエＡの記録として語られるんだろうな。ま、いかにもインテルらしい。でも、Ｂ落ちしていないのはインテルだけだし、連勝記録もインテルのもの、となれば、名実共に、イタリア最強のクラブチームと胸を張っていい。だが、そこまで強気になれないのが、またインテリスタの有り様でもあったりする。ビッグイアーでも獲得すれば、ちょっとは違うような気もするけど。なんにしても、現在、インテルは黄金期として後々語られるチームではあろう。マンチーニの中盤における戦術は、かなりの完成度に高まった。それは、スタンコ（新坊主）を攻撃の中心に据えたことと、カンビアッソ（触覚）を１ボランチに固定できたことによる。責任が少し軽くなったヴィエラが右サイドで楽しそうだし、サネ・キャプテンの持ち味も、中盤でさらに発揮できるようになった。ズラ（なまいき顔）は、味方にすると、たしかに頼りがいがある。あんなに来ないでほしいと思ったんだけど、今は応援しちゃったりするんだよなあ。アド（皇帝ペンギン）も３試合連続ゴールで、完全復活も間近。