UEFA CHAMPIONS LEAGUE：インテル vs マンチェスターＵ

0-0
タフな試合だった。こんな緊張感はなかなか味わえない。チャンピオンズ・リーグならでは、しかもＫＯラウンドならではのもの。大雑把に言って、前半はマンＵ、後半はインテルのゲームだった。ジュリオ（垢抜けないのが魅力）のスーパーセーブに助けられた感は否めないが、無失点で終えたのは何より。この何年か、必ずアウェイゴールで敗退していたのだから。それにしても、どちらのディフェンスも見事だった。個人の技術はもちろんだが、ポジショニングの重要性を改めて思わされた。そして、そのポジションをいっときたりとも休まずに、キープし続けること。ＫＯラウンドでは、やはりディフェンスがポイントになる。それを考えると、やはりこの２チームが優勝候補であることは明らかで、事実上の決勝戦と言って過言なし。2nd legは、両チームとも否が応でも攻撃的になる時間帯が出るので、そこがまた見所だ。0-1でインテルの勝ち抜けを期待するが、1-1で勝ち抜けるのもまたいいかな。とにかく3.11が楽しみ。ちなみに、ズラ（怪獣王）を抑えたファーディナント（恐竜）のディフェンスは、敵ながら天晴れ、見事。