UEFA CHAMPIONS LEAGUE final(ローマ):マンチェスターU vs バルセロナ

0-2[0-1,0-1]エトー、メッシ
マンU連覇ならず。これでいいのだ、と思う。得点は、イニエスタ(悪キューピー)→エトー(問題児)とシャビ(ヘンな顔)→メッシ(バロンドール決まり)という、現バルセロナを象徴するような2パターン。アンリ(大試合でやらない)のフィジカルが絶好調だったら、シャビ(ペッタリ髪)→アンリ(大試合でやらない)のカウンター・パターンも決まったと思う。完成された攻撃パターンを持っているのは、強いに決まっている。個人的には、プジョル(魂の男)のアグレッシヴなプレーが印象に残った。大きな試合では、ハートを見せてくれる選手が一番。対するマンUは、立ち上がりから攻撃的に出て、いつゴールが生まれてもおかしくないほどだったが、インテル戦とはちがって、シュートはゴールを外れる。クリロナ(boo!)もエンジン全開でスタートしたわりにはゴールできず、次第に消えてしまう、いつものダメパターン。でもって、イライラしてプジョルに肘打ち入れたり、後方からの悪質ファウルやったりしていた。そんな中、ルーニー(推定42歳)のハートは強かった。でも、ルーニー(推定42歳)にはもっとゴールを目指してほしいと思うだろうな、マンU応援してたら。だが、チャンピオンズ・リーグ決勝こそ、サッカーの最高レベルである。これが現在のサッカーであることを受け止め、ここからまたサッカーを考えるのだ、ワールドカップから草サッカーまで。実に楽しい。