おりょうと海とピストヲル@高知市文化プラザかるぽーと大ホール(つづき)

宣言通り、演出プランを出し、プロデューサー、美術、照明、音響、舞台監督とミーティング。自分も含め、プランナー全員がプランを立てたら、あとはすべて各々のアシスタントに任せるという形。個人的には、各シーンの舞台の形を決めて、あとはAARDVARKのメンバーでもある石橋祐(バシムンド)にすべてを託した。バシムンドは、著名文化人のみなさまを相手にすべてをスムーズに進行し、見事に通して見られる舞台に仕上げてくれた。感謝!感謝!感謝!11/28には、高知のみなさんのパートもすべてバシムンドが仕切って、私が到着したときにはもうやることなし。オリジナルミュージカルの1ナイト・パフォーマンス、しかも500円という超格安料金。ラスト近く、大会委員長が感極まって涙を流すと、それは舞台上だけでなく、3階席までぎっしり満員の客席にもあっという間に拡がり、会場の高知市文化プラザかるぽーとはなんとも言えぬ一体感に包まれた。最後はオールスタンディング・オベーション。関係者の目にも涙が。まさに『がんばれベアーズ』を生で見た思い。秋元Pが「シロウトってすごいよ、本当にすごい」と涙ながらにささやくので「ええ」と応えた。プロとして、考えさせられることがたくさんあった。高知に来て、教えてもらったのはこちらだった。感謝。データは以下の通り。

[スタッフ]
座長:林真理子
企画・総合プロデューサー:秋元康
脚本:中園ミホ秋元康
作曲:三枝成彰池辺晋一郎今藤長十郎小六禮次郎猿谷紀郎千住明西村朗
作詞:湯川れい子白川文造秋元康
美術:日比野克彦
照明:海藤春樹
総合演出:鈴木勝秀
演出:石橋祐
舞台監督:小林清隆/山岡均
振付:宮原寿子
音響:山本浩一
衣裳:御厨義信
制作プロデューサー:加藤哲也
[キャスト]
坂本龍馬姿月あさと
おりょう林真理子
勝海舟茂木健一郎
西郷隆盛:亀井眞樹
桂小五郎:船曳健夫
中岡慎太郎:田中英成
千葉重太郎浅葉克己
ジョン:ケント・ギルバート
万次郎:和田秀樹
アリア独唱:江原啓之
語り部川島なお美
千葉道場門下生:池田卓夫/ロッド・マイヤール/伊沢元彦/田勢康弘
借金取り:鎧塚俊彦白川文造山本益博/河口洋一郎
捕り方:ロッド・マイヤール/山田宏巳/和田秀樹
暗殺者:勝間和代中井美穂下村満子
漁師・明治維新の人々:谷川彰英/村上典吏子/秋尾沙戸子/高知市のみなさん
司会者:鎧塚俊彦