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現場仕事。1950年代後半の日本について書かれたドナルド・キーンのルポが、とても示唆に富んでいて興味深かい。(果てしなく美しい日本/ドナルド・キーン(足立康訳)/講談社学術文庫)長い歴史のある民族は、たしかにそう簡単に本質が変わるもんじゃない。自分が生まれた頃と現在では、表面的な部分は相当変わったように見えるが、その国民、国家の内実は変わっていないのかもしれない。いや、変わっているほうがおかしいし、ある意味、われわれはこういう国民なのだ、と自覚して行動したほうがいいかもしれない。そうすることによって、もっと充実した生活が送れるかもしれない。