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装置が大きいため、オーケストラが入りきらず、演出席の場所にも並んでいただくことになり、演出家の居場所がなくなる。これはいい機会なので、舞台袖に当たる部分から盗み見るように稽古を見る。この時期は、芝居はすでに初日レベルに達しているので、主にオーケストラとの合わせになるので、本当に見ているだけで一日が過ぎる。指揮者ありのオケでやるのは初めて(初演はピアノマイスターがピアノコンダクター)なので、コンダクターの御崎さんを見ているのもまた楽しい。とは言うものの、「見てる=考え続ける」ことだし、オケが入って情報量も倍増なので、エネルギーは驚くほどに消耗する。