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書き仕事。
ある既成作品を上演するにあたっては、まずオリジナルの作家の許可をもらわなければならない。もしくは、作品の権利を所有している個人または団体から上演権を得なければならない。たとえ過去に何度も再演していても、当然、その作品は演出家のものでも俳優のものでもない。オリジナル作品の初演を演出しても、主演しても、権利のほとんどは作家のほうに編入される。権利を保持している側がOKなら、同じ作品を別の俳優もしくは演出家が、過去に演出された作品を参考に作ったとしても問題は発生しないことになっている。同じ戯曲を上演するのだから似た部分があるのは当然で、実質的な部分で演技にも演出にもオリジナリティなど存在しない。だからどうしたってことはないのだが、好きな作品をまたやりたいと思ったとき、結構な壁があるのは事実である。著作権の切れた作品を選んだ方がいいということにもなりかねない。『欲望という名の電車』において、篠井英介が個人的な忍耐と努力で上演にまで漕ぎ着けたのは、とても凄いことだと最近思うことがある。
ジョージ・クルーニースーダンマラリアに感染。現在は完全回復したようだ。
・歯を失うと認知症になる確率が高くなるらしい。
Twitterの#popuonでの議論が面白かった。