SERIE A:インテル vs フィオレンティーナ

suzukatz2005-03-21

3-2[1-1,2-1]カンビアッソコルドバ,ヴェロン/パッツィーニコルドバ(own goal)
楽勝の試合も、最後にはどきどきさせる展開に持ち込むのがインテルお家芸だが、今日も後半ロスタイムのフィオレンティーナのCKまで試合の行方はわからないスリリングな展開だった。ラツィオ戦を休んで、逆に存在感をアピールすることになったカンビアッソ(触覚)は、相変わらず好調でRAI SPORTSの評価点も7.5でチーム最高。本来ならコルドバも同様の評価をもらってもいいのだが、中田の強烈なクロスを足に当てて自殺点を献上したため、6.5にとどまった。それにしても、相手CKに対する守備はまったく改善されていないなあ。ここのところ、やられるのはほとんどCKから。ゾーンで守っているのだが、マークが甘くてどんどんゴールエリアへ進入されてしまう。ラインの上げ下げも微妙に遅れるので、セカンドボールを相手に拾われると、思いっきりフリーの選手がど真ん中にいたりする。シュートに対する寄せもコルドバ以外は甘く、パッツィーニのオーバーヘッドもミハイロさんがもうちょっと体寄せてれば防げたのになあ。もちろん、ミハイロさんにそんなことを指摘できるヤツはいないけど。一方攻撃陣では、ヴェロンがどんどん最高時の姿を取り戻しつつある。カンビアッソ(触覚)とヴェロンが中央で縦の関係をしっかり作れると、緩急がついて楽しい。とはいうものの、マンチーニの思い描くサイド攻撃はまだまだできていない。前半にキリ・ゴンがいいクロスを上げたが、薄毛メイデは、相変わらず迷ったままのプレーが続く。エムレにしてもサイドのプレーヤーではないので、どうしても真ん中に集まってきて窮屈になってしまう。フィーゴのような選手が必要なんだろうな。レアルと勝負して、ホアキン狙う?