ワールドカップ予選:日本 vs バーレーン(復習)

1-0[0-0,1-0]own goal
難しいことはわからん。とにかくあれだけ攻めていて得点が取れないことに不満を感じる。それだけだ、と言っても過言ではない。では、高原、鈴木、玉田に責任を取らせればいいのか?それとも、決定的なクロスを上げられない加地、サントスを責めればいいのか?どうもそうじゃないような気がするから困るのだ。とにかく見ていてストレスが溜まるのは、シュートを打たなさすぎることだ。シュートを打たなきゃ、得点するには相手の自殺点しかない。シュートを打てないのは、技術や体力のせいなのか?もちろんそれは少しはあるにしても、同じアジア勢と戦っているのだから、それだけってことはない。メンタルな部分を非常に感じてしまう。で、監督っていうのは、メンタルな部分にこそ力を発揮してほしいと思ってしまうのだ。極端なことを言えば、戦術技術は専門家がいくらでも考える。それに試合は常に流動的なものだから、局面局面では1対1に勝てるかどうかってことが前提だ。日本のサッカーは、その1対1を避けよう避けようとしているように見えてしまう。練習ではやっているのかもしれない。遊びとか失敗が許される場合なら1対1を仕掛けるのは楽しいことだ。でも、試合になるとやらない。シュートを打たない。ボールを奪いにいかない。ジーコにいまさら戦術だとか、連係プレーの練習だとかは求めない。だから、シュート打つチームにしてくれ、とお願いしたい。そのためには、妙な精神論をかましてくれと言っているのではない。失敗に対する不安を"具体的に"どうやって消し去るか、それを教えてほしいのだ。そして、それこそがジーコができてトルシエにはできないことだと思う。