SERIE A:キエーヴォ vs インテル

suzukatz2005-09-22

0-1[0-0,0-1]サムエル
ターンオーバー制で、かなりの入れ替えをしたチーム編成だった。中盤の底はピサロとザネ。アウトサイドにスタンコとフィーゴ。ツー・トップはレコバさとクルス。得点はCKからの1点だけだったが、このチームは意外と機能していた。ザネが的確に相手の攻撃を潰し、ピサロは素早いボール回しで、常に相手ディフェンスを混乱させていた。余計なドリブルもなく、ヴェロンとの併用より、単独で使った方がやりやすいのは明らかだった。カンビアッソ(触覚)とのコンビも見てみたい。フィーゴを使う時間を60分限定にする方式も、うまくいっているようだ。フルタイムでもいけるとは思うが、そうなるとレアルのときも最後の30分は、ほとんど消えるか、アリバイプレーに終始していたので、この方がいい。そして特筆すべきはレコバさ。キャプテンマークをつけて登場したレコバさは、かってインテルの救世主だった頃のような動きと積極性を見せ、チームの攻撃を引っ張った。シュートはどれも枠を捉えていたし、キレも最高だった。とにかく、危ない場面もほとんどなく、アウェイをきちんと勝った。うれしいぞ!