プレミア:アストン・ヴィラ vs チェルシー

1-2[1-1,0-1]ムーア/ランパード(FK)、ランパード(PK)
チェルシーの連続無失点はミスで止まった。ほんとになんてことないミスからの失点だった。ヴィラGKのパントが思いの外伸びて、ややマークが甘くなっていたところにセカンドボールがこぼれて、テリーがカバーに飛び込んだところを、19歳ムーアが切り返し、シュート。チェフは体に当てたものの、ボールはそのままゴールイン。でも、その1分後、ランパードがFKを直接決めて同点。ヴィラの壁がよけたように見えたが、ランパードのシュート力を褒めよう。後半に入って、モウリーニョはわざとバランスを崩したようなメンバー交代をした。クレスポドログバはいつものことだが、ロッベングジョンセンカルヴァーリョ→ライト=フィリップスというのは、とても意外。3バックなのか、ダフが左サイドバックに下がったのか、わかりにくい布陣だった。しかも、機能していたとは思えず、妙に中央が空き、へんな具合だった。もちろん、攻めもちぐはぐな印象で、結果的にドログバの個人技から得たPKをランパードがきっちり決めて勝ったが、モウリーニョは何を試したのだろう?ま、凡人にはわからないのは当然だが。ただ、プレミアリーグの面白みとしては、ここはヴィラに勝ってもらいたかったような気もする。独走というのは、基本的に面白くないからなあ。ユベントスは後半息切れするのはわかっているが、チェルシーは若いからなあ。今年もぶっちぎりってことになると、チェルシーファン以外がつまらなくなっちゃうな。