SERIE A:インテル vs リボルノ

suzukatz2005-10-17

5-0[2-0,3-0]マテラッツィ、クルス、カンビアッソコルドバレコバ
こんな楽勝の試合にはなかなかお目にかかれない。前半10分、20分に得点して、後半ココが退場してからすぐに追加点、ダメ押し、ダメ押し。最後はブルディッソフィーゴ、ウォメの調整までできた。とにかく、ソラリ、ヴェロン、カンビアッソ(触覚)のアルゼンチン・トリオが抜群の働きをした。ヴェロンとカンビアッソ(触覚)が中盤を完全に支配し、ソラリが左サイドを切り崩す。とにかく、セリエでは考えられないくらい攻撃的なサッカーを展開した。前半で2点差がついて、後半はダレるかと思ったが、あくまで得点を狙いにいく姿勢に驚かされた。特にこの試合のゲームキャプテンに任命されたレコバさは、何が何でも得点してやろうという気迫が見えて、素晴らしかった。とにかく、インテルは間違いなくスクデッドを狙えるチームになっている。だが、すでにユーヴェとの勝ち点差は6。これ以上は何があっても引き離されてはいけない。それをチーム全体が認識していることが証明されたような完璧な試合内容、結果を得た。久しぶりに登場のトルドもプレー機会はほとんどなかったが、無失点で終えて満足だったろう。マテがイタリア中から攻撃されている中、先制点を入れたあとのチームメイトが祝福する姿は、そこにもチーム一丸!というものが感じられてうれしかった。また、ブルディッソの出場に、スタジアム全体が暖かい、そして盛大な拍手で迎えた。なかなか感動的なシーンであった。ユーヴェが開幕5連勝以上の年は必ず優勝しているらしいが(現在7連勝)、そんな前例は叩き潰してやれ!