UEFA CHAMPIONS LEAGUE:バイエルン vs ユヴェントス

2-1[2-0,0-1]ダイスラーデミチェリスイブラヒモビッチ
ユーヴェ破れる!ヴィエラの欠場は、カペッロのサッカーをこうまで妨げることが証明された。やっぱりヴィエラの存在は大きかったのだ。つまり、ヴィエラにプレーさせなきゃいいのだ。それと速い攻撃。バイエルンのカウンターは本当に速かったし、シュートへの意欲も十分だった。これは、今後のセリエを戦う上で、各チームはとても参考になったのではないか。そして、ザンブロッタに攻撃させないこと。ダイスラーはその仕事を非常にうまくやった。ボールを支配しようとして、少しでも攻撃が遅れると、カペッロ・ユーヴェは守備が整ってしまう。それほど守備の意識が高いのだ。相手の攻撃を遅らせるためには、ファールは覚悟の上。そして、中盤でボールを奪う、ネドヴェド、カモにボールを散らす、それをやっているのがエメルソンとヴィエラだ。とにかく、このダブルボランチが今年のカペッロ・ユーヴェのすべてだと言っていい。対戦チームは、その二人へのプレッシャーを大きくすることだ。ネドヴェドやカモ、ズラタントレゼゲっとではない。