北島三郎

ノー・マンズ・ランド」上演中の、ドラマシティの上の階にある梅田芸術劇場では、北島三郎ショーの公演中である。楽屋モニターでは、ドラマシティも梅芸もチャンネルを変えれば見ることができる。マチネとソワレの間、どこの楽屋からもサブちゃんの歌声が響いていた。みんな好きなんだなあ。ちょっとのぞいたところ、電飾満開の中、ペガサスに乗るサブちゃんが「祭」を歌っていた。典型的な日本的大衆芸能のような気もするが、ストーンズが「ホンキィトンク・ウィメン」で、超巨大ホンキィトンク・ウィメンを膨らませたりするのとあまり変わらないような気がした。EW&Fのステージングだって、似たような感じもしたし。で、結果的にロックな印象をサブちゃんから受けたのであった。実は、学生の頃、照明のバイトで北島三郎ショーをやったことがある。そのときも御神輿に乗ったサブちゃんから、アフリカンな匂いを感じたし、当たり前だけど、人間、ハイテンションになるときは、似たような何かがあるということの再確認。