朝青龍

朝青龍が相撲界を去るようなことになったら、それこそ相撲は地に落ちるような気がする。ただでさえ、プロスポーツとして相撲を選ぼうという日本人は少なくなるのだから、これからは国技とはいえ、外国人に頼らなければ成立しなくなるのは、すでに誰でも知ってる。イングランドはサッカーの母国だが、今やプレミアは外国人だらけ。マンチェスターutdはアメリカ人がオーナーで、チェルシーはロシア人がオーナー。アーセナルはフランス人だらけで、どのチームもインターナショナルなチームだ。それで、ますますサッカーのレベルが上がっている。朝青龍プロスポーツ選手としてすぐれていることは間違いない。それもスーパーなレベルですぐれている。人格的なことは知らない。スポーツ選手としての能力のことを言っている。嫌ったり、批判したりするのは各人の考え方次第だが、追放みたいなことになったら、本当にもったいないことだ。もし、大相撲協会及び大相撲ファンが「相撲道」を重要視するならば、プロとしての興行はやめにして、ちゃんと教育できるシステムの中で力士を養成し、奉納相撲をお正月にでも開催するのがよい。