イン・スルー・ジ・アウトドア In Through The Out Door/レッド・ツェッペリン Led Zeppelin

In Through the Out Door

発売当時、試聴して買う気なくなったのだった。こんなのツェッペリンじゃねえ……それ以来、まったく手がでなかった。"実験的"とか帯のうたい文句にはあったけど、サンバやEL&Pのパクリみたいな曲にがっかりしたものだった。しかし、それから30年近く年月が経つと、それはそれなりに聴けてしまう。ロバート・プラントの声が聴けるだけでラッキー!みたいなもんだ。今思うと、プラント&ペイジのパワーが落っこちて、ツェッペリンとしては、J・P・ジョーンズ色にするしかなかったんだろうな。ボンゾのドラムは、サンバでも超弩級の破壊力であるのが素晴らしい。