SERIE A（最終節）：インテル vs アタランタ

4-3［2-2，2-1］ムンタリ、イブラヒモビッチ、カンビアッソ、イブラヒモビッチ／ドニ、チガリーニ、ドニ
本来なら消化試合なのに、ズラ（怪獣王）の得点王がかかるインテルは、かなりやる気。だが、いきなりムンタリ（ギャング顔）がズラ（怪獣王）を無視してゴールを決めたもんだから、なんとかズラ（怪獣王）に取らせようとして、よけいに本気。すぐに結果に結びついたが、そこがズラ（怪獣王）のズラ（怪獣王）たる所以。この時点で単独トップ。しかし、ディバイオ（ねずみ男）だってゴールするかもしれないから、もう１点ほしいところ。なのでインテルは、やはりズラ（怪獣王）にボールを集める。ほぼ全員が、ボールを持つとズラ（怪獣王）を見る、ズラ（怪獣王）にボールを送る。それはゲームのやり方として最悪なのだが、今日ばかりはそれでいいわけだ。だから、モウリーニョも指揮権をアシスタント・ディレクターに渡してお客さんモード。一方、アタランタ（偽インテル）は、ホームでインテルに勝利しているので、今日勝つとインテルを二度も倒したという勲章を手に入れることができるので、全力で向かってくる。しかも、ドニ（ちょっとデブ）はインテル戦に必要以上に燃える。そして、試合はイタリアのゲームとは思えない点の取り合いへ。そこに、レフリーのミスジャッジが絡み、いつしか消化試合とは思えないほどヒートアップ。これはこれで面白い。ドニ（ちょっとデブ）の２点目が決まって、アタランタ（偽インテル）が3-2とリードしてからは、静観していたはずのモウリーニョまでタッチラインに出てくるほどのエキサイトぶり。まさか、こんなところでホーム不敗神話が崩されるのか！インテル総攻撃モードに突入。80分にカンビアッソ（鶴）が根性の同点ゴールを決めると、最後は千両役者ズラタン・イブラヒモビッチ（怪獣王）の極め付きスーパーゴールで逆転勝利！まさにインテル劇場。消化試合でも、ここまで見せてくれるんだから、たまりませんわ。ズラ（怪獣王）、単独得点王獲得（25ゴール）！早く来シーズン始まってくれ〜！