UEFA EUROPA LEAGUE:Inter vs Tottenham (130315)

4-1 [1-0,2-0, 0-1,1-0] Cassano, Palacio, OG(Gallas), Ricky / Adebayor
*aggrigate score4-4、away goal ruleでインテルは敗退。
・1st legは0-3で負けていた。
・スパーズは、ベイルがサスペンション、レノンは負傷から戻ったばかりなので温存。
インテルは、現状でのベストメンバー。
GK:ハンダノビッチ
DF:ジョナタン→ラノッキア、ファン、キヴ、サネッティ
MF:グアリン→リッキー、ガルガノコバチッチ→ベナッシ、カンビアッソ
FW:パラシオ、カッサーノ
・序盤スパーズは、アウェイゴールを早めに奪って、ベスト8を確定させてしまおうとして、前からプレスをかけ、ゲームを支配する。
インテルは3点取らなければならないのに、守ってカウンター狙い。
・AVBとしては、CLでの大逆転が続いているので、ディフェンシヴな戦術を採用するのは危険だと考えたのかもしれない。
・しかし、それがインテルには逆によかった。
・スパーズ・ディフェンスラインの裏には広大なスペースがあり、パラシオ、カッサーノが何度も侵入することに成功していた。
インテルの先制点は、パラシオ→カッサーノ
・それでもまだ2点のアドバンテージがあるスパーズはやり方を変えない。
コバチッチは後ろからゲームを組み立てるほうが向いているのか?
ガルガノマケレレのようにプレーすると真価を発揮する。
・120分間動き続けたのはガルガノだけ。評価すべきだ。
・後半開始7分でカンビアッソ→パラシオで追加点。
・俄然、盛り上がる。
・スパーズのゲームプランは、明らかに失敗だったのだ。
・だがプレミアのクラブには、ゲームをグタグタにしてしまうようなメンタリティがない。
・サポーターもそんなことをよしとしない。
・しかも、3-0でリードしていたのだから、省エネして守って0-2でもOKなどというのはプレミアのプライドが許さない。
インテルはイタリアのクラブらしくそこにつけ込んだ。
インテルの3点目は、カッサーノのFKが、スパーズの選手に二度当たってゴールイン。
・流れは完全にインテル
・終了間際に、カンビアッソに決定的なチャンスがあったが、決められなかった。
・これが決まっていれば、歴史に残る大逆転だったのだが......カンビアッソを責めることは誰にもできない。
・延長になってもアウェイゴール方式が適用されるのが不可解ながら、それがインテルにはプレッシャーになる。
・スパーズの得点は、延長前半6分。
・ベナッシがデンベレのドリブルへの対応で足を滑らせ、シュートを許してしまう。
ハンダノビッチがかろうじて反応したが、こぼれ球をアデバイヨールがサネッティより先に触ってゴールへ流し込んだ。
・これでインテルが勝ち上がるには2点取らなければならなくなった。
・残り時間は25分。
・肉体的にも精神的にも普通に考えたら、もう終わり。
・しかも、最近のインテルは精神的に脆い。
・ところが、今夜のインテルは何かが違った。
・ゴールを目指して、諦めずに闘った。
・鼻骨骨折のラノッキアをトップで送り込んで、パワープレーを仕掛ける。
・延長後半5分に、カッサーノ→リッキーで追加点。
・だが、まだもう1点必要なのだ。
・残り10分。
・さすがに全先発選手が走れなくなっている。
・スパーズもインテルサイドのコーナー付近にボールを送り込んで時間を使おうとする。
インテルの攻撃は、ラノッキアの頭めがけてロングボールを送り、セカンドボールで勝負という形だけ。
・結局、aggrigate score4-4ながら、アウェイゴール方式でインテルは敗退した。
・ELから敗退はしたが、インテリスタにはとても満足のいく試合だった。
・これが続けばいいのだが、そうもいかないのがサッカーだし、インテルなんだろう。
Forza Inter!