INVITATION / JACO PASTORIUS

Invitation

1982年９月に行われたオーレックス・ジャズ・フェスティバルでのライヴ。日本限定発売の『Twins1&2』からの世界発売へ向けて編集されたもの。曲目だけではなく、演奏自体にも編集が施されているようだ。マニアというものは、対象となる人、ものに関するすべてに触れたいと思うものだが、それがジャコのようにビジネス・レベルで成立するのは、そう多くはない。このオーレックス・ジャズ・フェスティバルでのライヴというのは、当時でも現在でも珍しくなったビッグ・バンドによる演奏だけに貴重な音源なのか、最近も完全版とかいうCDを見かけた。もちろん、『PUNK JAZZ』をはじめ、ベスト盤にもバラバラにされて収録されているので、同じ演奏を聴かされるわけだが、それでも買わずにはいられない魅力がジャコにはあるのだろう。カリスマであることは疑いようもない。