冒険/植村直己/旺文社文庫

12/17に川西町へ行ったとき、帰りの新幹線で読む本を持っていかなかったので、川西町フレンドリープラザの図書館の放出本の中からいただいてきた。寒さに滅法弱い私としては、植村さんは異星人のようにさえ思える。だからこそ教えられることも多い。ただ、植村さんの最期を知る者として、「"冒険、それはまず生きて帰ることだ"。これが私の冒険哲学というか、信条だ。なにごとをやるにしても、死んでしまっては意味がない」という植村さん本人の言葉が胸に痛い。とにかく超人の一人であったことはまちがいない。